PR
なんとなく「プロテインは筋トレ後に飲んでおけばいい」と思っていませんか?
実は筋トレ後以外のタイミングでもプロテインを飲むことで、より効率良く筋肉をつけることが期待できます。
なぜなら、筋トレで傷ついた筋肉の回復&増強は1日中行われるので、常にタンパク質が必要とされるからです。
この時にタンパク質不足だと、筋肉の回復&増強効果は減少します。
実際に私はプロテインを飲むのを「筋トレ後だけ」から「複数のタイミング」に変えてから、筋肉がつきやすくなったと感じています。(筋トレ時により重い重量をあげられるようになりました)
この記事では、筋肉アップに適したプロテインを飲むタイミングを5つ紹介します。
この記事を読むと、より効果的に筋肉を増やすためには、いつプロテインを飲めばいいかが分かります。
先に結論を紹介すると、以下のタイミングでプロテインを補給するのがオススメです。
- 筋トレをする時(筋トレ前&中&後)
- 朝
- タンパク質不足の食事をする時
- おやつを食べたくなった時
- 就寝前
これらを理由とともに順番に解説していきます。
筋トレをする時
「プロテインを飲むタイミングは?」と聞かれて、おそらく1番に挙がるのは「筋トレをする時」だと思います。
筋トレ時にプロテインを飲むと良い理由は、筋トレの効果をアップさせるためです。
ちなみに効果がアップする理由を説明すると…
- 筋トレをすると、筋肉を構成している筋繊維が傷つく
- ①で傷ついた筋繊維を回復&増強するためのタンパク質が作られる
- プロテインを飲むと、②で必要なタンパク質がどんどん作れる
- ③の結果、筋繊維の早い回復や増強が期待できる
このような理由から、効果的に筋トレを行うためにはプロテインを飲むと良いです。ここで、
筋トレをする時の中でも、「筋トレ前」or「筋トレ中」or「筋トレ後」どのタイミングがいいの?
このような疑問を持つ人もいると思います。
一般的に知られているのは「筋トレ後」で、筋トレ後にプロテインを飲む人が多いように思います。
しかし、「筋トレ前」や「筋トレ中」にも飲んだ方がいい理由があります。
順番に解説していきます。
筋トレ後
プロテインを飲むタイミングとして、一般的に知られているのは「筋トレ後」です。
筋トレ後が良い理由は、栄養の吸収&栄養の運搬&筋肉の合成の3つが活発に行われる状態だからです。
運動後は大量のエネルギーや栄養が消費されています。使った分の栄養を早く補給したい
しかし、トレーニングが終わってしばらくすると、徐々にもとに戻っていきます。そのため、なるべく早めにプロテインを飲んで、タンパク質を摂取すると良いです。
ちなみに、筋トレ後~45分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれていて、最も筋肉が栄養を摂り込もうとする時間帯です。この時間帯にタンパク質を筋肉に届けることができれば、特に効果が上がります。
じゃあ筋トレ後45分以内にプロテインを飲めば、ゴールデンタイムに間に合うからバッチリだよね?
実はそれだと厳しいよ…。理由を説明するね。
その理由は、プロテインを飲んだ瞬間に、栄養が筋肉に届くわけではないからです。
筋肉に届くまでには、「飲む→消化→吸収→血液で運ぶ→筋肉に届く」というステップがあります。そして、この消化や吸収が十分に行われるのに1時間ほどかかると言われています。
そのため、筋トレ直後にプロテインを飲んでもゴールデンタイムに間に合わせるのは難しいでしょう。
もし間に合わせたければ、筋トレ前にプロテインを飲む必要があります。
筋トレ前
筋トレ前にプロテインを飲むと、筋トレ効果をより上げることができます。
理由は、ゴールデンタイムにタンパク質を筋肉に届けることができるから。
もっと言うと、筋トレをする頃にはプロテインの消化・吸収がすでに行われており、血液中に栄養がたくさんある状態で筋トレを行えるからです。
実はこれが結構大切なのです。
というのも、筋トレで傷ついた筋肉を回復・増強させるときに栄養が必要になるのですが、その時に以下のような違いがでます。
- 血液中に栄養がたくさんある:傷ついた筋肉に栄養をどんどん供給できるので、回復・増強がより進む
- 血液中に栄養が全然ない:傷ついていない筋肉を分解してタンパク質が作りだすので、その分の筋肉量が減る
大きな違いですよね。筋トレ後に栄養補給でプロテインを飲むのは定番ですが、筋トレ前に少し飲んでおくのもいいと思います。
飲む目安の時間ですが、消化と吸収を行い、血液中の栄養が十分な量になるまで約1時間かかるので、1時間前から飲み始めておくといいかと思います。
特に、空腹の状態で筋トレをする人やトレーニングのパフォーマンスを高めたい人は、筋トレ前にプロテインを飲むことを強くおすすめします。これは、エネルギー源を補給できるからです。
ただし注意ですが、消化不良になる場合もあるので、筋トレ中や筋トレ直前に大量のプロテインを飲むことはオススメできません。
大量に飲んでトレーニングをしたら、横っ腹が痛くなってトレーニングに集中できなくなったことがありました
筋トレ中
長時間筋トレなどの運動を行う場合は、筋トレ中にプロテインを飲むことをオススメします。
長時間トレーニングをすると、その間ずっと体内の栄養が消費され続けるので、後半に栄養が不足してしまうおそれがあるためです。
例えば、「複数の箇所を筋トレし、筋トレ終わりに続けてランニングもする。」といった場合は、トレの間の休憩やランニング前などに少量ずつプロテインを飲むと良いです。
栄養不足の状態で筋トレをしても、筋繊維を傷つけるだけで、回復も増強も満足に行えません。
栄養が十分にある状態で筋トレを行って、筋肉の回復や増強を盛んに行わせましょう。
一気に大量に飲むのは注意!お腹にたまって運動しにくくなったり、走ると横っ腹が痛くなったりします…
朝
起床後や朝ごはんの時は、プロテインを飲む効果的なタイミングです。
なぜなら、朝起きた時の体はタンパク質が少ない状態なので、早く栄養を取るべきだからです。
なぜタンパク質が少ないかというと、睡眠中は身体の修復や回復にタンパク質が使われるからです。もちろん寝ている間は何も食べない(=栄養補給しない)ので、体内のタンパク質は少なくなってしまいます。
タンパク質不足の体ではいけません。前日の筋トレ等で傷ついた部分の回復と増強がうまく進まなくなるからです。
そこで、起床後や朝ごはんのタイミングでプロテインを飲み、栄養補給することが大切になります。
もちろん、卵料理やサラダチキンなどのタンパク質豊富な朝食を食べるのであれば問題ありません。ただ、
そうは言っても、朝は忙しくて…。朝食抜きやパンだけとかになりがちだなー。
こういう人はいると思います。(自分もです…)
プロテインは水や牛乳に溶かすだけなので、時間をかけずにタンパク質を補給できます。なので、忙しい朝にはぴったりです。
朝から普段飲んでいるプロテインの味は濃ゆくてつらい…という人は、朝用に味の違うプロテインを購入してみるのも手です。さっぱり系のプロテインなら意外といけるかもしれません。
タンパク質不足の食事をする時
朝にプロテインを飲むことをオススメするのと同じ理由で、タンパク質不足の食事をする時もオススメです。
タンパク質不足は、筋トレで傷ついた部分の回復と増強に必要な栄養がまわせなくなることにつながるので避けるべきです。
例えば、カップ麺だけで食事をすませるときは、一緒にプロテインも買って飲むようにすると良いかなと思います。
プロテインは冷蔵コーナーに売ってます。プロテインバーなどもあるので好みに合わせて選ぼう!
プロテインを飲むと、少しだけ満腹感を覚えます。なので、
・ダイエット中で食事を制限している人→食前にプロテインを飲む
・満腹感のせいで食べる量が減ると困る人→食後にプロテインを飲む
こんな感じで自分の状況に合わせて飲むタイミングを調整するとより良いです
おやつを食べたくなった時
「おやつを食べると幸せになるからおやつを食べる!」
これは幸せな瞬間ですよね。自分もおやつ大好きなのでとても気持ちが分かります。でも、
本当はダイエットしたくておやつ食べたくないのに…我慢できなくて食べてしまう…後悔。
こう思う人は、おやつ代わりにプロテインを飲むことをオススメします。
プロテインを飲むと、ある程度空腹感は緩和されます。「空腹で我慢できない…」というほどではなくなると思うので一度試してみてください。
空腹対策ついでに栄養補給もできて一石二鳥!
ちなみに注意点もあります。以下の点には気を付けてください。
- プロテインは飲めば飲むほど痩せるドリンクではなく、糖質や脂質も含まれているので飲みすぎ注意。
- 身体を大きくするために糖質を多く含むプロテインもあるので、ダイエット目的の場合は糖質量が少なめのプロテインを選ぶ。
就寝前
成長ホルモンの分泌量が多くなる就寝前もプロテインを飲むおすすめのタイミングです。
成長ホルモンには、次の3つのことを促進するはたらきがあるとわかっているからです。
- 筋肉に栄養を送る
- 筋肉を作る
- 全身の修復や再生
どれも筋肉アップには大切!
ただ、材料となるタンパク質が不足すると効果が減ってしまいます。
せっかく成長ホルモンのおかげで筋肉アップしやすいタイミングなので、逃さずプロテインでタンパク質を補給してあげましょう。
また、私たちの体は寝ることで一日の疲れを回復するのですが、この時に全身の修復や再生をします。
もし修復のための栄養が足らなくなると、栄養を補充するために筋肉を少し分解してしまいます。これを抑制するためにも、就寝前のプロテインは効果があります。
就寝前といっても、就寝の直前にプロテインを飲むのはオススメしません。
飲んですぐ寝ると消化吸収がうまくいかず、胃や腸に負担をかけるおそれがあります。就寝の30分〜1時間ほど前には飲み終わっておきましょう。
まとめ
プロテインを飲むべきタイミングと理由について、以下の5つを解説しました。
- 筋トレをする時(筋トレ前&中&後)
- 朝
- タンパク質不足の食事をする時
- おやつを食べたくなった時
- 就寝前
筋肉の回復&増強のためには、材料となるタンパク質が不可欠です。
今回解説したタイミングを参考に、体内のタンパク質が常に不足しないように補給することが大切です。
筋トレをしない日にもプロテインを飲んで、筋肉アップを効率よく進めていこう!
(注意) 大切だからと言っても飲みすぎはNGです。体重1kgあたり2g以上のタンパク質を摂ると、腎臓の機能低下のおそれがあるという研究結果もあります。